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最近、明延に引越ししたので、奇石のほうは書いていなかった。けど、どう言う訳か、化石と判明しているシカマイアに嵌っている。本来、正体の判明した物には興味は無いのだけど、ちょっと因縁のあるテーマなのだ。と言うのは、今から55年程前、中学生の時、京都市で新種の珊瑚化石を見つけたことがある。そして、その10年位後に、益富壽之助氏とそれを採りに行った時の事です。その時に、そこででも、シカマイアの化石を見つけてしまったのです。でも、その時は、全く正体のわからない化石だと言う話。正体の分からない物と言えば、僕の大好物、でも、鉱物とは、あまり関係が無いので、そう、やる気にならなかった。 そして、その40年後、菊花石の正体を調べようと根尾に行くと、再びシカマイアと再開しましたが、その時は二枚貝と言う事になっていたので、やはり興味は無いものの、あの不思議な形に疑問を持ち、幾つか持ち帰りました。そして、それを切断標本にして、とある博物館に寄付しました。その時、これは「カメノテ」の化石ではないかと言ったら、それは、誰の査読が付いて、どこで発表した説なのかと聞いてきた。この馬鹿学芸員に言い返してやった。「学会は権威で決めるが、こっちは客観的証拠に基づいて真実で決める。だから、誰の査読とか訳の分からない物は全く関係が無い。」と返事した。まあ、この時は、想像だけで言ったのだけどね。でも、二枚貝化石でない事は、客観的事実が証明していると思う。ただ、二枚貝に似た形の部分が在ると言う事は事実ではあるが、ただそれだけの事だ。僕に言わせば、「群盲、象を評す」と言うインドの寓話があるが、正にこれだと思う。二枚貝に似た部分だけを取り上げ、都合の悪い部分は見ぬ振りを決めて排除する。やはり、全体を観て、結論を出すべきだろう。二枚貝だと言うのなら、ただ、二枚貝であると客観的事実に基づいて説明すれば良いだけの事だから。一つでも、それに相反する事実があれば、二枚貝ではないと言う話だ。 そう言えば、菊花石も益富氏の成因説「角閃石仮晶方解石」も、それは京都の産状を見ての説であって、その結論を根尾の菊花石に被せるのはどうかと思う。京都のは火成岩からの産出であり、根尾は堆積岩からの産出で、全くの異質の物なのだから。僕がやった玄能石やくいちがい石も桜石も、奇石と言う物の大部分で、氏の意見と食い違う。いや僕の大先輩の氏の説を僕が否定すると言うよりは、氏の説が在っての僕の説へ発展と言うことで、喜んで貰えていると思っている。 この様な事情で、ちょっとシカマイアにちょっかいを出したお陰で、やり遂げるまで止められなくなってしまった。それて、数回の根尾訪問で、何とか、成果を上げつつある。多分、来春には、シカマイアの正体が発表できるのではないかと言うところまで来た。こんなサイトもあるので参考まで。 シカマイアは、幾ら謎の生物だと言っても、二枚貝だと言う以上は、二枚貝としての資格を確実に検証すべきだ。幾ら、二枚貝に似た形をしている部分があるからと言って、二枚貝だと決めつけるのは間違っていると思う。 ********************************************
by go_sightseeing
| 2017-12-01 23:49
| シカマイア
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